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小さな部屋から(43)~涙のキッス




加寿が居なくなってから1ヶ月が過ぎようとしていた

小春は隣に越してきた浜松さん夫婦の誘いでドライブに出かけた

季節は夏・・・

海水浴客で賑わう海

そんな海沿いを何処までも続く道

25年前に加寿とドライブした道

いろんな事が思い出された

そんな時、FM放送から流れてきた懐かしい曲

加寿と小春が好きだった曲

 ♫今すぐ逢って見つめる素振りをしてみても

  なぜに心離れてしまう?

  泣かないで夜が辛くても

  雨に打たれた花のように

  ・・・・・・・・・・・

  涙のキッス もう一度

  誰よりも愛してる

  ・・・・・・・♫

SASの「涙のキッス」

歌詞が心に沁みて涙が溢れてしまった

加寿がハンドルを握り鼻歌を歌っていた

小春も一緒に口ずさんでみると

音痴!

と、加寿に言われた・・・

些細な事で、ふくれっ面

そんな、あの日が懐かしい

今は、加寿が居ない・・・゚(゚´Д`゚)゚

そんな小春を見て助手席で来未が

「きっと帰って来ます」

そう言ってくれた

そう、また会えるから

"さよなら"は言わなかった

小春はハンドルを握り海辺の道を無言で走った








久しぶりに写真を撮ろうと出かけてみました
昔、昔。。。若い頃に好きだった海沿いの道です
なんとなく、この話に出したくて
実際、いろんな想い出が有ったりします・・・
物思いに海を眺めるのは夏より秋とかですかね
暑い夏にいろんな思い出達
賑わった海
何もかも忘れて恋も終わる・・・なんて!






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小さな部屋から(42)~来夢と来未の出会い




来未が話始めた

「それが、実は不思議な出来事なの・・・

 小春さんは信じられないかも知れませんが

 それは、1週間前の出来事です

 隣町の白浜で私たちは手を繋いで倒れていたのです

 それが、出会いなんです」

小春が目を丸くして(◎_◎;)聞いた

「え、何それ?

 じゃ、出会ってまだ1週間ってこと・・・」

「そうなんです。

 ふたり目が覚めたら砂浜で

 それに、過去の記憶がないんです

 お互いに・・・」

と、来夢

「でもね、

 なんだか互いの事は、知っていたような気がするの

 すごく大切な人だった・・・

 そんな気がして

 見つめ合うと切なくて

 離れられないって思ったの

 だから、この町に引っ越してきて

 ふたりで暮らす事に・・・」

来未の話はロマンチックだった

小春もふたりの繋がりに感動した

加寿の事を思い少しだけ涙が零れた

それを見逃さなかった来夢が聞いた

「小春さん、何か悲しいとか心配な事でもあるのですか?」

小春は、この人達になら話してもいいと思った

「実は、・・・・・・・・・」

小春はすべてを話した

「大丈夫です

 きっと帰って来ます

 そんな気がします」

笑って、来未が言ってくれた

それから、3人は沈黙で海の向うを眺めた

辺りが薄暗くなり小春は、ふたりと一緒に帰宅した

庭には、夕焼けのような色の百合の花が咲いていた

花を見つめ、加寿を信じて待っていようと思った






おっと、もう7月です
この話も、だらだらと長くなってきました。。。ホント!
実は、エンディングは頭の中で出来てはいるんですが・・・
終わらせるのが、少し寂しい気がして
でも、そろそろ終わりです
あと数回で・・・



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