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小さな部屋から(36)~25年分の涙




ラーニーの話は、永遠と続いていた

25年と言う月日・・・

美神加寿の命を救う為に

愛するグーミーの為にも

自分の姿を失くし

美神加寿と言う人間の頭の中で生きることを選んだ

「あの時・・・

 港公園で加寿さんが散歩している時に

 海面に何かが見えた、そんな気がした

 そして、以前から

 私が気になっていた人

 その時、その正体がわかったのです

 それは人間では無かった
 
 人魚だった

 そして気づいた

 私も人魚だった事に・・・」

ここで、グーミーが話だした

「私は、25年前のあの日から
 
 ラーニーの事を信じてました

 いつか、思い出してくれる

 また、一緒に海を泳ぐ事が出来る

 そんな幸せな日が来る事を

 でも、どうしても我慢が出来ない日

 そっと、陸に上がり

 加寿さんを探しに出かけました

 でも、加寿さんは何も気づいてはくれませんでした

 当たりまえですね

 ラーニーではなくて、美神加寿なのですから・・・

 でも、あの日

 海から出ようとした時に

 気付いてくれたなんて・・・・・・・・・・・゚(゚´Д`゚)゚

 そして、耐え切れず

 加寿さんの家のチャイムを押してしまったのです」

「グーミー、_(._.)_ 

 私が、もっと早く思い出していいれば

 こんなに寂しい想いを・・・

 家のチャイムがなった時、

 グーミーが来てくれた気がした

 そして、桜貝のイヤリングを見つけたとき

 本当にすべてを

 25年前の出来事を思いだしたのです」

そもそも、なぜ?このふたりの人魚がこのような事になったのか

それは、25年前

美神加寿が、桜小春との勘違いの失恋で

海へ飛び込み自殺した

その一部始終を知っていたグーミーが

美神加寿の命を助ける為に

海の女神のサニュラに頼んだのだった

願いの受け入れの代償が

ラーニーの姿が無くなり

美神加寿の頭の中で生きることだった

そうでないと、美神加寿は陸で生きることが出来ない

そんな記憶をラーニーは取り戻したのだった

ラーニーとグーミー

そして、小春

三人の瞳からは涙が溢れ

頬を伝う涙の雫が

夕日のオレンジ色に輝いていた







続きの更新が、少し遅れました
毎回、続きを考えてるもので
それに今回は、写真もなくて・・・
などと言い訳をしておきます
さて、次回のネタ探しぃ~






 
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小さな部屋から(35)~純愛、そして幸せの再来?





どれくらい時間が過ぎたか?

加寿を見守る、小春とグーミー

いつの間に加寿の目に涙がこぼれていた

言葉は無く

ただ、涙が・・・

加寿は、ラーニーに変わっていた

その涙で、ラーニーのグーミーへの想いが分かった

小春も、いつの間にか涙が溢れていた

そして、グーミーの目にも・・・

涙が、純愛を語っているようだった

3人の間に、再び沈黙の時間が過ぎた

25年ぶりの再会に言葉は不要なのだろうか?

最初に、言葉をしたのはラーニーだった

そんなラーニーの言葉は永かった

25年の想いを語りはじめた・・・

「加寿さんの、命となり
 
 頭の中で暮らしていた

 でも、自分が誰なのか分からない

 人魚だった事も、グーミーの事も

 そして、ここが何処なのかも・・・

 加寿さんが接する人を見て

 加寿さんが食べる物を見て
 
 加寿さんが見るものを見ているだけだった

 何かを考えるでもなく

 毎日、不自由なく過ごしていた

 当たり前のように朝が来て
 
 食事したり、与えられた仕事をこなし

 時間が来れば帰宅して食事

 家族と団欒・・・

 そして、柔らかなベットで眠る

 休みの日には、趣味や家族と出かけたり

 それが、幸せだと思っていた

 何も、考えなくても、大層な努力が無くても

 当たり前のように、幸せは転がっていた

 加寿さんの中にいて、いつの間にか

 私は加寿さん自身になっていた

 自分の過去や未来など、どうでもいいと思うように・・・

 でも、加寿さんが仕事を失い
 
 家族を失い

 すべてを失い、無気力な生活を送るようになり

 私は、どうにか出来ないかと考えるようになった

 幸せについて考えるようになった

 すべてを失っても、

 また、いちから・・・

 そんな時、頭痛を感じるようになった

 私には、大事な人(人魚)がいたような・・・

 でも、どうしても思い出せない

 加寿さんの、体を使い

 テレビのニュースを見たり

 いろんな所へ、行ってもみたりした

 でも、簡単に思い出すことは出来なかった

 自分が、誰なのかさえも思い出せなかった

 でも、ある日・・・・・・・・






ラーニーの、永い話は次回へ続きますぅ
先回の、勿忘草も満開ですが
鈴蘭も満開です
白くて小さな鈴のような花、メルヘンチックですよね
鈴蘭の花言葉
「純愛」「純潔」「幸せの訪れ」「幸せの再来」ですって・・・
鈴蘭の花を送られると幸せになるんですって・・・








 

 

小さな部屋から(34)~forget-me-not




女性の人魚が、ふたりの方へ歩いて来た

足など無いのに器用に前に進み、近づいてくる

人魚の裸体に、加寿が少しニヤついていると

小春が、肘でつついた

加寿は真面目な顔になりも、目線に困った

一方、人魚は

目の前まで立ち止まり

「グーミーと言います

 私の事は、加寿さんの中の、ラーニーに聞いていると思いますが・・・

 驚かせてm(__)m」

ふたりは、もちろん驚き

まだ声も出ずにいた

3人の周りは沈黙の時間が過ぎた

そんな中、最初に言葉を出したのは小春だった

「私は、カズンの恋人の桜小春です」

もちろん、グーミーは小春の事も知っていた

「ラーニーに会いに来たんですよね?」

「私は、25年間
 
 彼の事を忘れた事がありません

 25年前に、このようなことになりましたが

 いつかきっと・・・

 信じていれば会える日が来る

 その日だけを楽しみにしていました」

そこで、加寿が初めて言葉にした

「25年前は、ありがとうございました

 私の過ちであのようなことになり・・・

 あ、それと先日も助けてもらって

 二度も・・・

 ふたりを引き裂くような形になり・・・」

そこで、小春が慌てて桜貝のイヤリングを出し

「カズン、これでラーニーになって」

加寿は、黙って

イヤリングを受け取った

加寿の激しい頭痛が続いた

そんな時間を、小春とグーミーは見守った

そして・・・・






さあ、いよいよ
次回は、お分かりのように
ラーニーとグーミーの再会です





小さな部屋から(33)~グーミー




「う・み・が・め!」

ふたりが同時に叫んだ

沖の方から泳いでくる

目を丸くした小春

驚いて立ち上がる加寿

だんだん、こっちに近づいてくる

確実に、ふたりの方へ

しかし、近くなり気が付いた

あれは・・・

「ウミガメじゃない!」

加寿が言った

魚のような尾が、

時々、界面から姿を見せた

「人魚?」

「グーミー?」

また、ふたりは顔を見合わせ

同時に言葉が出た

まさか、本当に人魚がいるなんて

ジュゴンか何かの見間違いでは

などと思った

しかし、近くなるほどに

人の顔をしているのが、確信出来るようになってきた

しかも、女性の顔

「やはりグーミーなのか・・・」

加寿が小さな声で言った

驚きと、少しの恐怖

そして期待

いろんな事を、考えている間に

人魚は水面から出ようとしていた

ふたりは、近づく事が出来ず固まっていた








とうとう、人魚が・・・
人魚はグーミーなのでしょうか?
写真はもちろん
本物の人魚です!
な、ワケない(-^〇^-)



小さな部屋から(32)~桜 小春




25年ぶりに、再会したふたり

25年ぶりに、懐かしい浜辺のベンチで夕日が沈むのを待っていた

小春は、25年前までの加寿との事や、自分自身の事を思い出していた

学生時代に、加寿に知り合い何となく付き合い始めた

何となくではあったけれど、会うたびに惹かれていった

加寿の仕草や、言葉

そして、優しさ・・・

いつの間にか、結婚も意識していた

でも、突然だった

夢から覚めたように

加寿の事が、嫌いになったのではないが

海外で生活してみたかったり

他の人も知りたかったり

仕事や・・・

本当に、しばらく時間が欲しかった

それで

「しばらく距離を置きましょう」

などと言い残し、行き先も言わずに海外へ・・・

本当に、わがままだった

加寿の優しさに甘えていた

戻って来たら、

加寿は、もう結婚してて

自分の勝手さに気が付き

加寿には、合わずに私も結婚した

幸せになろうと努力したけど無理だった

小春が、いろんな事を考えていると

「おおおお~!

 なんだ、あれ?」

加寿が大きな声を出した

「?」

「あれって・・・・

 もしかして」

ふたりは同時に言った






次回予告
いよいよ、ふたりの前に人魚が姿を見せるかも?






小さな部屋から(31)~ウミガメを探して




ふたりは、海の国(人魚の国)へ行くために

ウミガメを探すことにした

どこまでも続く砂浜

恋待浜・・・

伝説では、人魚が助けた人に恋をし

待ち続けた浜辺

どんな思いで待ち続けたのだろう?

ふたりは、そんな事を考えるもなく

ただ歩いた、

ウミガメを探して・・・

「ねぇ?

 ウミガメって、こんな所にいる?」

小春が聞いた

「・・・だよなぁ!

 多分、暖かい所だよな!」

ふたりは、呆れるように顔を見合わせ

笑った(*´∀`*)

ラーニーの言った事に途方に暮れ

近くのベンチに腰掛けた

ふたりは、何処からが空か分らないような青い海を見つめ

昔を思い出していた

「若い頃、ここで泳いだよな」

加寿が独り言のように言った

「そうだ、このベンチ

 泳いだ後、

 ここで夕日が沈むの待って

 それから、帰ったよね」

と、小春

「そう、あの頃の夕日 綺麗だったよな

 今日も、日が沈むの待ってみようか?」

そんな加寿の誘いに

小春は、小さく縦に首を振り微笑んだ

まだ、太陽は真上だ・・・







今日は、仕事が休みで・・・
天気もいいし、話も行き詰まり気味だし
海へ出かけて来ました
車の中から、海をみたり
時々、目を閉じて
居眠りしたり。。。
砂浜を歩いて、写真を撮ったり・・・
のんびり、一日を過ごしてみました
こんな日もいいなぁって感じした





小さな部屋から(30)~海の国へ行くには?




「海の国って、海底にあるの?」

「もちろんです」

「そんな海低に、人間が行く事が出来るの?」

「簡単に行く事は出来ないと思います

 方法は、ひとつだけあります」

「なに?(’◇’)」

小春は、急かすように聞いた

「それは・・・・」

「だから、(’◇’)」

「それは・・・・

 嘘みたいな話なので

 言いにくいんです・・・・・」

「だから、(’◇’)」

そんな、焦れったい会話が続いた

そして、やっと加寿の顔をしたラーニーが答えた

「困っているウミガメを助けて、

 そのウミガメに頼むのです」

小春は、目を丸くして笑った

「また、真面目な顔して冗談を言わないでよ

 けど、何処かで聞いたことのある話ね(^0_0^)」

「小春さん、笑わないで下さい

 冗談みたいな本当なのですから

 あの昔話は、本当の話なんですから・・・」

「_(._.)_ ・・・

 で、海の国に行ってどうするの?」

「グーミーを探すか、

 海の女神のサニュラ

 それと、女王のローファイを探して見て下さい」

そう言い終えると、

ラーニーは加寿に変わっていた

小春は、加寿にラーニーから聞いた事を話した

「おい!おい!(*´∀`*)

 マジで言ってんの?

 ラーニーも冗談好きだよね・・・」

加寿は、笑いながら言った

「嘘みたいな、本当なんだって!・"(>0<)"・」

小春は、砂浜の方へ歩いていった

「ゴメン、_(._.)_ 

 待ってくれよ・・・」

加寿は、小春を追いかけ砂浜の方へ走っていった

「わかったから・・・

 ウミガメを探そうよ!」






あまりの展開と言うか
レベルの低さに
「ぷっー」って吹き出して笑ったでしょぉ~
ここから、どんな風にもってこうかな




 
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がじゅ丸

Author:がじゅ丸
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満足な写真は撮れません!
文章?
書くのが好きなだけです!

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