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小さな部屋から(29)~小春の名案




「何、いい考えって?」

加寿は聞いた・・・

「まあ、まあ

 落ち着いて、あのベンチに座りましょ」

ふたりは、ベンチに向い歩いた

ベンチに着くと合わせたように同時に座った

「あのね、あの桜貝のペンダントよ

 あれを手にした時に、ラーニーが現れてくれたから

 また、同じことをすればいいんじゃないかなって・・・

 思ってね(*´∀`*)」

ペンダントは、小春のポケットに有った

さっき、渡した時に

加寿は、頭痛を感じ落としてしまってい

小春が持っていた

「そうか、じゃあ

 早速やってみようか?

 小春、渡してくれるか・・・」

ふたりは、向かい合い見つめあった

「( ゚ー゚)、じゃ・・・はい!」

加寿が受け取った

その時、小春の考えの通りだった

加寿は、頭痛の後

ラーニーが現れた

「小春さん・・・」

「私たち、幸せになるからね

 カズンを助けてくれてありがとう(=^0^=)」

「いいえ、私も嬉しいです

 頭の中で、全部聞いていました」

「じゃ、話は早いはね

 今度は、貴方達に幸せになって欲しいの・・・」

小春は、得意の春を呼ぶ笑顔で言った

「とにかく、私が加寿さんの頭の中から出ないといけません

 どうすればいいかは・・・残念ですがわかりません゚(゚´Д`゚)゚」

「可能性としては、海の国へ行けばどうにかなるかもしれません」

「海の国?」

小春は驚いた(@_@;)





GWも、半分位終わりましたね
いかが、エンジョイしてまいますか?
私は仕事で・・・
では。。。
話も、いよいよクライマックスが近づいてるのかな?



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小さな部屋から(28)~25年越しのポロポーズ




海を見つめたままの沈黙は、どれくらい続いたのだろう?

ラーニーは、いつの間にか加寿へと変わっていた

小春は、ラーニーから聞いた事を話した

加寿は、驚いた

「二度も、死んだなんて・・・

 それに、自分の中にもうひとり・・・
 
 と言うか、人魚が住んでるなんて

 ・・・なんか、不気味だね」

「何言ってるの?

 人魚のおかげで、カズンは生きてるのよ

 それに、それに・・・

 会えなくなってる、グーミーも可哀想(´;ω;`)」

「_(_^_)_ そうだよな・・・

 小春!」

「何?」

「僕たち、人魚の愛の為にも。。。

 幸せにならないとな」

小春は、ハニカミ顔で答えた

「何それ?プロポーズのつもり?

 そんなの、当たり前じゃない♫」

加寿もハニカミ

「何それ?OKのつもりかよ♫」

その後は、どんな言葉も必要では無かった

ふたりは海を見つめ、幸せを誓った

25年越しの愛が叶えられた

「人魚の愛も、どうにかしてあげたいね」

小春がポツリと呟いた

「今、同じこと考えてた

 でも、どうしたらいいのかな?」

加寿が答えに、小春は

「ラーニーが、もう一度

 私の前に出てきてくれないかな?

 彼と、話すと何か考えが浮かぶかも・・・」

「でも、どうしたら彼が出てくるのか・・・

 いつも、頭痛を感じるけど

 自分の意思とは反しているし。。。」

・・・・・・・・

沈黙のあと、小春が

春を呼ぶような声で言った

「そうだ、いい考えがある(^。^)」







小春の、いい考えとは???
ところで、今日からGWですね。
皆さん、何連休なんですかね?
私は、もう終わりました
昨日まで3連休で、今日から仕事です
終わり頃に、もう一度2連休がありますが・・・
GW、エンジョイして下さいね








小さな部屋から(27)~小春とラーニー




小春から、イヤリングを受け取ったその時

雨が上がり

空に、いくつもの飛行機雲のような雲が交差して現れ

加寿は、激しい頭痛の後・・・

小春の前に、ラーニーの意識を持った加寿が現れた

小春は、すぐに加寿ではない事がわかった

「あなたは・・・?」

小春は聞いた

「私は、ラーニーと言います

 信じてもらえないと思いますが

 加寿さんの頭の中にいます

 25年前、溺れ亡くなられた加寿さんを助けるために

 この様な事になってます

 そして、私は人魚なのです」

ラーニーは、加寿との事を話した

加寿から、不可思議な出来事を聞いたばかりなので

信じがたい事ではあるが・・・

信じてみたい気がした

そして、聞いた

「昨日も、助けてくれたのはあなた?」

「いいえ、違うと思います

 ただ・・・・・・・

 昨日、海に入ったのは

 私の意思のもとです・・・

 25年前から恋人のグーミーが会いに来たみたいで

 で、このイヤリングを落としていき

 私は、無我夢中で人間である事を忘れ

 海へ潜ってしまいました

 加寿さんを殺してしまうところでした」

ラーニーは、涙を浮かべながら言った

「たぶん、またグーミーが助けてくれたのだと思います」

そして、ふたりは海を見つめ沈黙が続いた








それから、それから・・・
どうなるんだ~よ





小さな部屋から(26)~恋待浜で・・・




翌朝、小雨が降っていた

病院を退院した加寿

小春とふたり、恋待浜へ向かった

25年前、ここで溺れ

そして、昨日も

ここで溺れた・・・

ここに何か秘密があるような気がした

途中の神社へ立ち寄った

桜の花びらが、あちこち居場所を探し

雨の中、彷徨っていた

まるで加寿の心のようだった

白い砂浜

春の浜辺には、誰もいなかった

ふたり、浜辺を歩いていると

小春が、ポケットから何かを取り出し

思い出したように言った

「昨日、わたすの忘れてた・・・

 これ、桜貝のイヤリング

 溺れた時にポケットに入ってたみたいよ」

また、分からない物が・・・

小春から、イヤリングを受け取った

その時・・・・・・・・・・・・






さて、どうなる?




小さな部屋から(25)~グーミーの決意




罰を与えられたグーミーは絶望はしていなかった

残りの命が3年・・・

不老不死・・・それは、素晴らしい事

しかし、それが当り前となれば

さほど幸せな事でもない

終わりがあるから1年、1日、

そして、1秒を大事に出来る

そんな気がした・・・

25年間、想い続けたラーニー

会う事が出来なかった25年間

それでも、愛は深まるばかり

グーミーは、決心した

もう、どんな罰も怖くはない

ラーニーに会いたい

また一緒に、この海を泳ぎたい

昔のように、沈む夕日を追いかけるように泳ぎたい

そう、もう時間がない

もう3年しかないのだ

ラーニーのところへ行こう

グーミーは、恋待浜へ向い泳いだ

そして、ラーニーにもらった桜貝のイヤリングを失くした事に気が付いた







写真は、とある池のイルミネーションです
池に映るイルミネーションが素敵でした
桜を撮りに出かけたんですが
思わぬ収穫でした




小さな部屋から(24)~海の国




加寿が、病院で意識を取り戻した頃

海の国では

グーミーが、女神と女王に呼び出されていた

グーミーは、ラーニーが昔の記憶を思い出した事を知り

人間界へ行った事が知られていたのだ

25年前の約束・・・

 それは、美神加寿が桜小春との恋が終わり

 海に身を投げ命を落とした

 その一部始終を知っていたグーミーが
 
 海の女神のサニュラに頼んだ

 美神加寿は、桜小春の言葉を勘違いしている

 「しばらく距離を置きたい」は別れの意味ではなかった

 その言葉の通りで、

 小春のわがままで、女友達や趣味の時間を優先にしたかっただけ・・・

 若い頃の気まぐれで  

 加寿への愛が冷めたのではなかったのだ

 それを知っていたグーミーは、ラーニーと女神に頼んだのだった

 女神はふたりの願いと引換に、ラーニーの体がなくなると言った

 それが、何を意味するか・・・
 
 愛し合っているグーミーとラーニーの別れを意味していた

 しかし、ラーニーは承知した
 
 自分たちの愛が本物ならば

 たとえ体をなくしても、
 
 いつか、また・・・

 そんな自信があった

 グーミーも、また同じ様に考えた

 そして、美神加寿は

 人魚の愛で命を取り戻すことが出来た

しかしだ。。。

そんな、人魚の愛に報う事が出来ず

他の女性と、結ばれてしまった

ラーニーの体と、

グーミーが会いに行く事を許さない

そのふたつが条件だった事も知らずに・・・

そして、命を一度なくした事も知らずに・・・


会いに行った事だけではなく

それと、二度も同じ人間の命を助けてしまった

サニュラは許さなかった

そもそも、人魚は不老不死・・・

しかしグーミーに、残りの命を3年

人間と同じ様に老けていく事という罰を与えた・・・








おっとっと。。。
なんか童話みたいになってきましたね
まあ、フィクションですから・・・
なに、展開が見えてきた人もいる?
ははは、そんな単純じゃないですよ





小さな部屋から(23)~病院で・・・




加寿は、病院のベットで眠っていた

意識を取り戻し目を開けた

そこには、桜小春の姿があった

「大丈夫?まだ寒いのに泳いだりして・・・馬鹿なんだから!」

「なぜ、小春が?」

「警察から電話があったの」

溺れたRは、恋待浜で意識を失っていた

身元がわからず

ポケットに、あの時の小春の電話番号のメモがあった

それで、小春のところに連絡があったのだ

「俺も、わからない。

 全くわからないんだ。

 家に居たはずなのに・・・

 気が付いたら、病院なんだ。

 海に、行った覚えもない

 まして、また溺れたなんて・・・」

加寿は、起き上がり窓から、恋待浜の方を見た

病院の花壇のチューリップの花が

桜の花びらで化粧をしたようになっていた

加寿は、小春にすべてを話した

25年前に海で溺れてた事

最近、妙な頭痛を感じる事

そして、Rと言う者からの手紙・・・






ここ数日、寒いです。。。
昨晩は、なんと雪が・・・
また冬に逆戻りです
でも、寒さのおかげか、地元の桜が散らずに綺麗ですわ


小さな部屋から(22)~グーミーの落とし物




息を切らし恋待浜に着いた

桜は、昨晩の春の嵐で散っていた

浜辺に打ち上げられた花びらが絵画のようだった

きっと作者はグーミーだろう

まだ冷たい海水に靴を脱ぎ入った

その辺にグーミーの姿がないか

海面を覗いてみた

海面から覗いたところで見えるはずはない

加寿の体では海の底へ行く事は出来ない

Rは諦めて海を出た

無念に浜辺を歩いていた

そこに、貝殻のイヤリングが落ちていた

ラーニーが、グーミーに送った物・・・

桜貝のイヤリング

やはりグーミーは、一度海から出ている

僕に会いに来てくれたんだ

Rは、加寿であることを忘れ

桜貝のイヤリングをポケットにしまい

海に飛び込んでいた

無我夢中で冷たい海も

人間であることも忘れ海の底へ潜って行った

もう限界かと思う時、懐かしい海の底の国が見えて来た

しかしRは人間・・・

息は耐え溺れた

だが、一瞬グーミーの姿を見た気がした

そして意識をなくし

海の底へ沈んでいった・・・









春の嵐も去りましたね
桜、無事でしたか?
早くに咲いた所はでは散ったのでは?
私の所は、嵐の日は5分咲きくらいだったので
無事、満開です
今日は、天気も良くて
ゆっくりと花見したい気分です
写真ですが、
話とは違いまして、海に散った花びらじゃないです
公園の水溜りです




小さな部屋から(21)~人魚のグーミー




チャイムの音に反応したRは玄関へ向かった

扉を開けた・・・

だが、そこには誰もいない

Rは、左右を見渡した

人の気配はない

首をかしげ部屋に戻ろうとした

が、気が付いた

玄関の外が濡れている・・・

そして、桜の花びら・・・

「グーミー!」

Rこと、ラーニーは無我夢中で走り出していた

グーミーが来た!

加寿の家に

僕に会いに来てくれた!

何処へ行ったのだろう?

なぜ、去ったのか?

そうだ、あの恋待浜だ

あの浜には桜並木もある

グーミーが桜の花びらを連れてきたに違いない

ラーニーは、グーミーを追い恋待浜へ急いだ







春の嵐。。。
昨夜から、今日にかけて
すごいですね!
被害も出てるようで
気を付けましょう。。。
桜が散ってしまいそうで心配



小さな部屋から(20)~浮遊するR




美神加寿は、部屋で意識を失っていた

そして、Rが意識を取り戻した

グーミー。。。

グーミー。。。

Rは、彼女の名前を何度も叫んでいた

グーミー、

それはR(ラーニー)が人魚だった頃に恋人だった

恋しくて、愛おしくて

胸が張り裂けそうに高鳴った

今でも、会いたい・・・

そして、抱きしめたい・・・

もう一度、会う事が出来るのだろうか?

今は、加寿の中で生きて、姿のない自分

あの時、海の神様に約束してしまったから・・・

もう二度と、グーミーに会う事は出来ないのだと思う


加寿の頭の中で生きているR・・・

R自身も忘れていた過去を

そろそろ、加寿にも教えなくてはならない

それが、加寿自身にも大事なことで

残りの人生を歩いて行く上でも、プラスになると信じている

ただ、どんな方法で、それを教えるべきなのか迷っていた

会って、話をしたいが

加寿の前に、自分が姿を見せる事は出来ない

Rには姿がないから・・・

また、手紙を書こうか?

思い出した過去

それが、美神加寿に関係している

なぜ美神加寿の頭の中にいるのか?

そう、あの事件があったから

それは、25年ほど昔になってしまった

と、その時だった

加寿の家のチャイムがなった






桜、咲きましたか?
私の所も、開花しました
早い所では、もう散ってるようですが・・・
しかも、今日は雨風で
今年は、咲くのも早かったけれど
散るのも早いのかも知れませんね
さて、話の方ですが
R(ラーニー)は、人魚だった頃に
海の神様と何を約束したのでしょうか?
それと、加寿の家の訪問者は・・・だれ?
さて、次回はその辺が明確になるのかな












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Author:がじゅ丸
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満足な写真は撮れません!
文章?
書くのが好きなだけです!

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